恒例のWWDCだが、ジョブズの死以降年を重ねる毎に革新的な商品は影を潜め本当につまらないイベントになってしまった。
・iMac Pro
・iPad Pro /w 10.5in
・HomePod
今回のメーンはこの3つだろう。
iMac Proについては、ゴミ箱と揶揄されたMac Pro固有の形状からアーキテクトとサプライヤーを悩ませ、スケーラブルでないという課題があった。この解決として従来のiMacのガワをそのまま踏襲したスタイルは残当。
$4999と高額で、プロユースといえる。コンシューマ向けのiMacは暫くアップデートがなかったが、今回マイナーアップデートされた。
iPadPro についてもいくつかのアップデートがあったが、画面サイズの新しいモデルとOSのアップデート、そしてApple pencilとの親和性が向上し、120Khzの描画性能となった。ペンタブレットは描画更新が命なので、このアップデートは必須だったのだろう。OSはmacにかなり歩み寄りを見せ、近いうちの統合を示唆すらさせている。
また、FileSystemが公開され、FinderのようなUIでファイル管理が出来るようだ。
HomePodは、MacProのゴミ箱デザインを踏襲した、Siriが乗った少しオシャレな光るAmazonEchoだ。特にいうことはない。12月に出るようだ。
なんにしても、最近のWWDCにトキメキ感やワクワクがない、というのはよく聞かれた話だ。Appleは時価総額で8000億ドルだが、これを維持し続けられるのか。
凋落は目の前に来ている気がする。