投資家が「お金」よりも大切にしていること 藤野英人
良書だと思った。
藤野英人さん、今まで知らなかったです。
日本人はお金が大好き
日本人は世界一ケチな民族
成人一人当たりの寄付額 アメリカ13万円 イギリス4万円 さて日本は、、、
2,500円(たったの)
自分のお金を現金や預金として守ることしか考えていない
・・・現金・預金を55%かかえてとにかくお金を1円も減らしたくない。もう絶対に減らしたくない。世の中の人に渡すなんて大損だと思っている。
「何も考えていない」
自分がお金を通じて社会に参加しているという意識、それに付随して責任が発生するという意識が乏しい
自分でお金を貯めこんでいるということは、人にお金を出したくないということ。それは人を信じていないということ。
アメリカのヒーローの共通点 基本的に「民間人」 スーパーマン、スパイダーマン、バットマン、、、
日本のヒーローの共通点 公務員---公のことは公務員にまかせておけばよい。「なぜ国がやらない!」と怒り出すのが日本人
キリギリスの話し、、、遊んでいた人間は餓死してもよい
ひとりひとりが日本経済
消費者がより安いものを望んでいる。
従業員に過重労働を強いているのは、私たち消費者である
、、、あえていうと「私たちが男性社員を殺した」のであり、「私たちがバス事故を引き起こした」ブラックスパイラル
経済=共同体
共同体のあり方が問われている
引用終わり
ひとつひとつの言葉が身につまされる
高橋まつりさんのことも他人事ではない
若い人たちや、がんばっている人たち、社会を良い方向にもっていこうとする活動に対しては積極的に投資をしていくべきだとあらためて思ったし、高齢者が今抱えている預金などもこのままでは、死に銭になってしまうと思う。
何か若い人たちに還元するしくみが必要だと思った。
安いものを買うことは、自分のもうけみたいな考えはもうやめたらどうだろうか?だからといって、高いものは常によいという考えもやめた方がよい。必要なものは良いものを買い、不必要なもの安くても買わない、これをみんなが実践するだけでずいぶん世の中は明るくなると思うんだけどなあ。