黄金のアウトプット術 インプットした情報を「お金」に変える (ポプラ新書) 成毛 眞(著)
~大衆を脱出したけりゃ情報を吐き出せ~
アウトプットの重要性
「アウトプット時代の到来、、日本の大人はアウトプットが不足している、、アウトプットしないでいると才能の発見が遅れる、、才能は他人が決めるもの、、インプットはもう十分に足りている、、」といった言葉が気になってつい買ってしまいました。あらためてアウトプットの重要性を再確認することができた本です。SNSは一方通行で使う
自分もツイッターをしているが、ツイートするよりもリツイートすることが圧倒的に多い。リツイートはアウトプットではないと著者はいっている。
フェイスブックのいいねを押すのも同じことで、いいとか悪いとか好きとか嫌いとかを論評しているにすぎない。
インプットするだけの人が1万人いるなら、アウトプットをしている人は10人にも満たないという。
そのとおりだと思った。自分は1万人ではなく10人の中に入りたいと思う。簡単に書く
文章を難しく書く必要はまったくない。難しく書くとは、賢そうに書くということだ。または、いろいろ知っていそうに書くということだ。、、、
アウトプットは最高のインプットになる
これはこの本の言葉ではないけれど、アウトプットをすれば反応をえることができて、それが自分への最高の気づきとなる。だからアウトプットを積極的に行うべきという考え方である。今、日本に一番欠けていて必要なことなのではないかと思う。信用できる人、できない人
著者の判断する信用できる人と、そうでない人の分け方。自分の名前で何年も仕事をしてきたような人は信頼できる。その一方で50歳くらいの大企業の部長職にある人などについては懐疑的に思っている、、、
サラリーマンは、信用に足らないということか。サラリーマンはどうすればよいか
私は会社をやめるべきだと思う。そして、自分の体を使って経営とは、仕事はどいうものかを見せられるように起業すべきだと思う、、、、
サラリーマン失格といわれる日を待つか、早々に自分から見切りをつけるのか。この差は大きい、、、
総論
- 他にもたくさん参考になるフレーズ、情報がちりばめられています。一読に値する本だと思う。ここ数年で、段々とこれから必要となるスキルというものがはっきりしてきたと思う。自ら情報を発信するということ。そしてサラリーマンでいることは、これから何の価値も持たなくなってくることも。
今、時代が猛烈な勢いで変化しているのを自分は感じている。その流れに社会がついていけてない。国はそれなりにがんばろうとしているのだろうけど、もう現実を処理しきれていない。働き方改革なども、もう何の目的で何を達成しようとしていて、そのために何をしないといけないのかが、誰もわからなくなっているのではないか?と自分は感じてしまう。問題が発生してそれに対処しようとしている間に社会が変化してしまっている。と思う。ちょっと前の10年が今1年くらいで動いているのではないかと自分は感じている。この流れについていくためにはインプットだけでは追いつけない。アウトプットを積極的に発信して、それに反応する情報と接触していくしかないと思っている。これからも積極的なアウトプットに努めていきたいと思う。