そうですか。なぜ読んでいてもやもやしたのか、あとで新聞の連載小説で「罪と罰」とトルストイの「復活」が論じられていたのを読んでわかりました。ネフリュードフの苦しみはラスコーリニコフに比べると浅い、でも「罪と罰」はラストでロシア正教からくる愛と忍耐で包み込んでしまうのに対し、「復活」は苦しみの原因を告発していた、そこが違うとのことです。ただこうして残っているからやはり名作なんだなあと思います。いつか「罪と罰」も読破できたらと思います。
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