多角的に

in #japanese8 years ago

徐々に日の出が早くなってきた。そのうち、春の訪れを感じる瞬間が訪れるだろう。春の息吹を感じられるのは3月中旬くらいだと思う。その頃には、寒さも和らぎ三寒四温を感じ取ることが出来る。

季節の移り変わりを肌で感じ取ることが出来る。何て詩的なことだろう。季節のうつろいを感じ、日々暮らしていけるのは、日本では当たり前だ。日本に生まれて良かったとつくづく感じる。

冬から春へ、春から夏へ、夏から秋へ、秋から冬へと四季折々の風情が様々な色合いが僕を優しく包んでくれる。それは、まるで優しいまなざしを受けるかの如く僕は心から幸せを感じることが出来る。

母親の子宮の中にいるようで、僕という存在はやさしさに満ち溢れていてあらゆる敵から守られている感覚を抱く。僕というちっぽけな存在でも一歩外に出れば敵意を感じ取ることがある。そういうときは相手にせず、ただ、受け流すだけである。

これは、決して現実逃避ではない。ただ、自分を守るためである。受け流すことが出来なければ、僕は闘いの道を選ぶだろう。しかしながら、闘うのは良いけれど、終われば随分と疲弊し自己嫌悪の気持ちを抱く。

それは、何かの裏返しだろう。その何かというのは分からない。しかし、その何かの裏返しによって、引き起こされた負の感情を如何にして元に戻すのかを今は見極めようとしている。

その負の感情は、澱になって黒ずみ僕の奥底にある潜在意識まで行こうとしている。それを避けるためには、先ほども述べた負の感情をどうすれば排除できるかどうかを考えなくちゃならない。感情というのは、手に取れそうで取れないものである。

厄介なことである。それでも、何かしらの手段を講じなければならない。今は、躁うつ病を患っているので、感情のコントロールをするのが難しい。しかしながら、やることは山積しているので一つ一つ問題を排除していかなければならない。

分かってはいるんだけれどね。少しずつでもいいから前進していきたいものだ。今、出来ることをしていけば負の感情を減少させることが出来るだろう。色んな方面から多角的に物事を反証し検証していかないといけない。そのために、日々を過ごしているのだから。