『早く大きくなーれ 子供たち』4人の男の子に日々教え込む、やーとやっとです。
金曜日はお金のお話です。
子供に教育を受けさせるには、そして生活を安定させるには、月々の現金の流れを産み出すことが解決手段だと考えています。
それが『家族を守るための投資』です。
そして具体的な手段の1つとして不動産投資があります。
その不動産投資は、実は、 学校の入学に似ています。
不動産投資の勉強(受験勉強)をして、次に、不動産選び(志望校選び)をします。
次に、融資(入学試験)を受けて、頭金(入学金)を払います。そして、いよいよ不動産投資がスタート(学校生活スタート)します。
家族を守るための、楽しい不動産投資生活を送るには、準備をちゃんとしないといけません。
ただし、毎週この記事を読んでいれば、準備が出来ますので安心してください。
今回は、旦那さんがスタートさせた不動産投資についての質問です。
夫が不動産投資で生活をしようとしています。夫は不動産投資で生計をたてるつもりです。
金持ち父さん、貧乏父さんの本が夫の思考にぴったりらしいです。東大卒で頭がよく、簿記1級など金融系の資格もたくさんもっていますが
それで生計をたてることにはあまり賛同できません。
不動産収入が安定してきたら将来的にはサラリーマンをやめるらしいです。
既にマンション一棟買いました。しかも私は連帯保証人になりたくなかったのに、半ば無理やりさせられました。
(もう少し考えたい、まずは一棟ではなく一室買って様子をみていきたいといったら、子供のために離婚はしないけど、恋人だったら別れてたといわれました。
投資はあきらめるけど、一生このことは忘れないからみたいなことをいわれました。そんなことを色々言われて結局引き受けざるを得なくなりました。)
正直、失望しました。自分の思い通りにならなかったら離婚というセリフを出すなんて、私への愛情はないんだなと思いました。
(それを告げたら、私と子供のことは愛してるとは言ってくれましたが。)
安月給でもいいから子供のためにも働いているお父さんでいてほしかったです。頭のいい夫のことを愛していて、尊敬してましたが、正直最近は、夫に対する愛情がさめてきました。
私は小さい子供がいて働けないのに、自分の携帯代や飲み物代などは自分の貯金から出しています。
必要最低限の生活費しかもらえず、いつもショートぎりぎりで食費をけずったり私が管理しています。
(夫は外資系で高給取りなのに。ボーナスも100万円でてるのに1円もくれてません。)
夫は「子供と私との時間をもっと大切にしたいから。」なんて調子いいこといってますが、実際には土日の休みのときは生まれたばかりの子供とはあまり遊ばず、
すぐに自分の用事ででかけます。
(ボクシングや喫茶店で本を読むなど)
かわいい盛りの赤ちゃんがいたって1週間に2日しかない休みだってこうなのだから、辞めたところで、家族との時間を大切にしてくれるとは思いません。
ただ働きたくないのでは?としか思えません。それにやめたって、家事や育児を手伝ってくれることも期待できません。
愛情は前よりさめましたが、やはりまだ好きですし、お互いに離婚は絶対にしたくないとおもってます不動産投資で生計をたてるってどうなのでしょうか?
まず、不動産投資で生活が出来るか?というご質問です。
その答えは、資産が充分に増えた時に出来ますというのが答えです。
資産が生み出す月々のキャッシュフローの金額が月々の融資の返済額を充分に上回れば、月々のキャッシュフローの一部を生活費にあてることが出来ます。
まさに、これが『金持ち父さん、貧乏父さん』の考え方です。
既に、1棟建てのマンションの投資をされているとのことですね。
妻目線で、下記をチェックすることをお勧めします。
『月々の賃貸収入(キャッシュフロー)で融資返済、修繕積立金、管理費、委託管理費(大家代行)がまかなえているかどうか?』
です。
まずは、最低ラインの確認ですね。これをクリアしていれば、月々の給与収入から持ち出しがありませんので、日々の生活には支障なく、今まで通りの生活が出来ます。
例えば、月々の融資返済額が50万円だとしましょう。1室8万円で10室貸しているすると、月々の賃貸料が合計80万円。返済をしても30万円手元に残ります。
そこから、例えば、大規模修繕のための修繕積立金合計8万円。月々の掃除などの管理費合計5万円。大家さんを代行してくれる委託管理費合計3万円としても14万円(=30-8-5-3)が手元に残ります。
その14万円を空室リスクのために一部を保留するのか、一部を再投資していくのか、一部を生活費にするのかは、状況によって判断というところではないでしょうか。
ここをチェックすることで、精神的にはずいぶん楽になります。まずは
『安心』
を得るようにしましょう。
また、旦那さんは、現在の仕事を辞めることも考えられているとのことですね。
月々のキャッシュフローを安定させるため、そして、リスクを分散させることを考えると、不動産からのキャッシュフローとは別に一定収入を得ることも重要な選択肢として入ってきます。
お仕事のストレスは、外資系の場合は、なおさらのことでしょう。旦那さんのお気持ちもお察しします。
そこは、先ほどの
『月々のキャッシュフローの安定性』
と
『仕事のストレス』
との相談ですね。
仕事があまりにシンドイのであれば、転職ということも考えられるかもしれません。
そこは、お二人の会話が必要ではないでしょうか。率直な妻としての意見、母親としての意見をぶつけてみることが大事ですね。
物件を購入する際は、パートナーを現地に連れていく事をお薦めします。旦那さんに相談してみるのが良いでしょう。
物件の近くの公園やレストランを調べて食事をすることをメインイベントにしてみたり、子供もつれて遊びの要素も入れるのはいかがでしょうか?
物件の周りを調べることで、その物件の立地や生活する人の感覚がつかめますので、その物件の価値を判断するの大変役立ちます。
時々、キャッシュフローがどんな状況か、入居者の契約更新時や、管理組合の総会の郵便が来た時や、確定申告の時などに話しを聴いて見るのが良いと思います。
入居者の契約更新であれば、不動産管理会社(大家さん代行会社)から、
管理組合の総会であれば、マンションの管理会社(管理の代行会社)から、
確定申告は、税務署からの封書が届きますので、そのタイミングで話を切り出すのが良いかもしれませんね。
まとめますね。
不動産投資で生活を考える場合は
・月々のキャッシュフローを計算をして、現状を把握すること
・現在のお仕事のストレスと不動産投資のキャッシュフローのバランスを考えること
そして、これがもっとも重要です。
・ときところを選ばずに、夫婦での会話をすること
ですね。
やーとやっと でした。
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