立ち寄ったお茶屋さんの駐車場の脇に咲くお茶の花を見つけました。
茶は学名を「カメリア・シネンシス」といいます。カメリアとあるように茶は椿の仲間です。
直径は3センチほど。白い花びらに
黄色のしべをもつこの花はとても可憐です。
花言葉を調べてみました。
「追憶」と「純愛」
この花にふさわしい言葉だと思います。
私はこのお茶の花が好きです。
茶畑に囲まれて育った私には、とても馴染みのある花ですが、
最近ではあまり見かけなくなりました。
というのは、雨が少なくて水分が不足したり、土壌の養分が十分でないといった状態になると、お茶の木が危機を感じ、子孫を残すために花を咲かせ、実をつけるのだそうです。
花や実をつけると茶樹はそちらに養分を取られて痩せてしまいます。
ですので、茶農家は花を咲かせないように茶園を管理し、葉に十分な養分が行くようにします。万が一咲いてしまったら原因を究明し対策を講じます。
つまり、花は管理状態を知るバロメーターなのです。
茶の木は自家不和合性植物といって同じ品種では受粉しても受精しません。
たまに、茶畑で茶の実から発芽したもの(実生・みしょう)を見かけることがありますが、それはもう親木とは異なった性質を持つ品種なのです
実生の苗はしっかりと根を張る丈夫な木になるのですが、そうした『在来種』といわれるものはほんのわずかとなり、茶畑には挿し木で育成された同一品種の苗が植えられています。
栄養が十分に行き渡り、なんの不安もない環境にあると花を咲かせることを忘れてしまうなんて、なんとも不思議な植物ですね。
無性に玄米茶を飲みたくなっちゃった・・・なぜか。
玄米茶や焙じ茶など香りのあるお茶は最近人気ですね。
急須がだんだん使われなくなっていますが、是非急須で淹れたお茶を味わって欲しいところです。
beautiful Japan!!
Thank you,@dezzz21.
はじめまして。
最近になって椿の魅力に気づきました!
力強い花の感じ好きです。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
私も以前は椿はあまり好きではなかったのですが、茶道をはじめてから椿が好きになりました。茶花としてよく使われる花です。