先日@Steemit-jpの方で、Japan Daily Curation #3に取り上げていただきました。
心から光栄に思います。
自分はSteemitに登録したのは2017年の8月で、10ヶ月も前になるのですが、登録してすぐ学業で余裕がなくなったために長らく冬眠しておりました。
投稿を再開したのもつい最近ですので、軽く自己紹介をすると、医療と社会の未来について考えることが好きな人です。
資本主義への違和感
世の中には、多くの人が価値があると信じているのに、一銭にもならないことがたくさんあります。
資本主義というルールで動く社会では、人と人との関係はどうしても、ビジネスライクにならざるを得ない。
例えば、"優しさ"や"笑顔"や"芸術"や"モラル"は、お金にならないために軽視されざるを得ない。
医療はまだ恵まれていると思っています。
医療と教育、強いていうなら冠婚葬祭。これらの分野は純粋に人のためを思い、人のために何かをすることによって、感謝されるとともに、金銭的対価を受け取ることがシステムとして整っています。
でも、いやだからこそ、違和感をずっと抱えてきました。
「職業に貴賎なし」というけれど、本当は価値あるはずの職業の人がどうしてギリギリの生活をしなければならないのか。
たびたびニュースになっている通り、日本の大学院生やポスドク*1の待遇は劣悪だと聞きます。
医療の世界では、小児科は基本赤字です。小児は大人のように慢性疾患にはなりにくく、体も小さいため、薬の処方量は成人より少なくて済みます。一方で一般的に成人を診るよりも小児を診る方が人件費は嵩むのです。
芸術の世界は、そこまで詳しくありませんが、よほどセルフプロデュースが上手くない限り、絵や詩で食っていくのは難しいでしょう。
こういったことは経済的合理性からして仕方がないことなのか。
しかしそれでいいのか。おかしくないか。さみしくないか。
ポスト資本主義社会の到来
多くの人に衝撃を与えたように、自分もこのSteemitの仕組みには度肝を抜かれました。
と、同時に大きな希望でした。
本当に価値があるものを、コミュニティの面々が判断し、そしてお金が生まれていく。
コミュニティでは自浄作用が働き、利他的なモラルが生まれる。
ああ、これがポスト資本主義…評価経済か。
これからは、
権謀術数にたけていなくたって、評価される時代が来るかもしれない。
商才に優れていなくたって、馬鹿正直に利他的であれば生きていける時代が来るかもしれない。
自身の良心を押し殺さなくても、誠実な言動が実を結ぶ時代が来るかもしれない。
そんな時代を作っていけるかもしれないんだ。
先日Discordの日本コミュニティにも参加させてもらいました。
オフ会とかにもそのうち参加したいと思っています。
自分は固い投稿が多いかもしれませんが、気軽にコメントしていただいて大丈夫です。
今後ともよろしくお願いします。
※写真はトコトコ雑貨店@吉祥寺。猫グッズが沢山あって楽しいです。
*1 任期制の研究員
価値観は人それぞれなので簡単には変わらないかもしれませんが、私もrassyさんのおっしゃるような世界になるように少しでも貢献したいと思います。
コメント嬉しいです。自分も頑張ります。