年に1度、ホール舞台で開催される3時間の演目をホームビデオで撮影・編集しています。
カメラはSONY Handycamを3台使うのですが、
- ホール最後列中央で三脚に固定したメインカメラを自分が手動でズームイン/アウト/パン撮影
- 残り2台のサブカメラはステージ上手・下手に1台ずつ三脚固定設置(放置プレイ)
この3台分のAVCHD映像をAdobe Premiere CS6で編集します。
今どきのホームユースカメラは、そこそこの値段で高解像度・広角動画を撮影できるようになりました。
更にパソコンがあれば、素人でも簡単に動画編集・DVDオーサリングができちゃう時代です。
VHS世代には隔世の感がありますね…
とはいえ、最近の4K動画をはじめとした超高解像度動画をノンリニア編集するには相当ハイスペックなパソコンが必要です。
プロの世界ともなると、複数SSDでRAIDを組んでnvidia quadroのグラボを積んだワークステーションが必要だったり。
しかし、私のような素人に毛が生えたユーザーからすると、ワークステーションなんてもってのほか。
ちょっとだけスペックを上げたPCがあれば、AVCHD動画なら編集・オーサリングは非現実的ではなく、十分良い映像素材を作ることもできます。
ちなみに私のPCスペックは、
- Intel Core i7-4770K
- DDR3 16GB(8GB*2) メモリ
- Asrock Z87M Pro4 マザボのオンボードグラフィック(グラボ無し)
- SSD 1TB
- HDD 4TB(2TB*2) RAID 0
こんなもんです。
グラボにnvidia使ってCUDAぐりぐり回した方が当然良いのですが、ビデオ編集頻度が少ないことと、ハイスペックなグラボを使う機会がほぼ無いので、ノングラボというわけです。
一時、GTX 1060買って暗号通貨マイニングしちゃえば一石二鳥じゃん! って思った時期もありましたが、やっぱり私の性分として、ガンガン電気代使ってまでマイニングするよりも、XEMのハーベストでほんわかしたいんですよね…(まだ2,000XEMくらいしか持ってない)
っていうか、そもそも高いグラボ何枚も買ってマイニングするくらいなら 全部XEMに投入してガチホするわい! てな感じ。
DVD需要は未だに多い
Adobe Premiere CS6で編集した後は、Adobe Dynamic LinkでそのままAdobe Encore CS6へ転送してエンコード、オーサリングします。
AVCHD(1080i)画像をDVD mpeg2形式にエンコードすると、当然ながらCPUはフル稼働、CPU温度が大体70℃後半に張り付いてPCファンがうぉんうぉん唸ります。
しっかりCPUファンで冷却するように組んであれば、全く問題なく作業は可能ですし、エンコードしてる間はのんびりコーヒー飲んで入れば良いのです。プロじゃないのでね。
どうせなら、AVCHDをそのままブルーレイに仕立て上げたいのですが、
「DVD媒体しか我が家は見られない」
という声が未だに多いんですよ、奥様。
特にミドルエイジ。
子供の運動会動画を頑張って撮影して、我が家でブルーレイ再生さえ出来れば良いではないかと思ったら大間違い。
孫の様子を見たいミドルエイジ、あるいはアクティブシニアの家庭環境を想像してください。
BD再生機器に買い換えていない世代はまだまだ沢山いらっしゃるのです。
DVDとVHSのコンボ機器を現役で今も使い続けてるご家庭、ごく普通。
これだからAdobe CCにバージョンアップできないんスよ…
早くYouTube世代がネイティブにならないかな。