米国株式市場は史上最高値を記録し、トランプ大統領は、「おめでとうUSA!」とツイートです。
S&P500指数は史上最高値、おめでとうUSA!
ダウ平均も木曜の取引で史上最高のレベルに達し、米国株式市場は好調なのですが、そんなことは一般のアメリカ市民には全く関係が無いようです。
ベターメント社が18歳以上の2000人の米国市民に意見調査を行い、こんなことが分かりました。
2008年以来、S&P500指数は200%を超える上昇となった。しかし、約半数(48%)の人たちは、「S&P500指数は全く上昇していないと思う」と回答している。更に、18%の人たちは、「マーケットは下がっていると思う」と答えている。
この10年間で、株式市場は大きく上昇しましたが、ほとんどの人たちは喜んでいない状態です。「おめでとうUSA!」、と大統領に言われても、過半数の米国市民は何がめでたいのか分かりません。
一般米国市民は、なぜこんなに冷えた目で株式市場を見ているのでしょうか?原因はこれです。
65%の人々が、「10年前の金融危機で痛手を受け、まだその痛手から完全に立ち直っていない」と回答している。更に、「ファイナンシャル・アドバイザーを信用できる」という回答はたったの18%だ。結論:多数の米国市民は金融機関を信じることができないから投資に消極的であり、次の暴落を恐れている状態だ。
連銀から今日発表されたデータによると、米国世帯が保有する資産は、史上最高の106兆9000億ドルに達しました。もちろん、この数値には株だけでなく不動産や債券も含まれていますが、ゼロヘッジの記者はこう書いています。
全ての米国市民の資産が増えているのなら素晴らしいニュースだが、恩恵を受けたのは、極めて裕福なごく一部の人たちだけだ。言い換えると、約93兆ドルの資産は10%の人々によって保有されている。
こんなデータもあります。
史上最高に相当する、30%の米国世帯の資産はゼロ、またはマイナスです。
大統領のツイートを訂正します。「株式市場は最高値を達成した。おめでとうトップ10%の皆さん。」
(情報源:トランプ大統領のツイート
Two-Thirds Of Americans Believe The Market Hasn't Gone Up In The Past Decade)
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