週に一度、ビジネス英語の個人レッスンを受けています。この街には巨大なツタヤがあり、その中のスタバでカリフォルニア出身のおじいさんと雑談しつつ、ビジネス関連の表現やディスカッションの方法を教わっています。蔦屋書店、文学のプロみたいな人からの評判はすこぶる悪いんですが、おしゃれ空間に大量に本があるだけで気分が良くなる、郊外育ちの冴えない文系高校生 (つまり15年くらい前の私) の心をつかみにきてるようなところがあり、個人的には嫌いになれません。
閑話休題。よく、英語はネイティヴに教わるべきか、ネイティヴにこだわらなくてもいいのか、という話がありますが、個人的にはある程度できるようになったら (だいたい、自分の経歴をある程度筋道を立てて口頭で紹介できるレベルになったら) ネイティヴに教わるのがいいのかなーという気がしています。とにかく、先生の語彙の引き出しが全然違う。ささやかな、しかし自然でニュアンスの豊かな表現をたくさん教わることができるんですよね。私の場合はパートナーがアメリカ人で、彼の故郷であるアメリカ西海岸での就職を考えているので、特にアメリカ英語の日常的な表現が身についていると移り住んだ時楽かな、というのがあります (そう願いたい...)。
逆に基礎から教わるなら、日本人を含む非ネイティブで、TESOL有資格者など、英語の教授法を体系的に学んだ人に教わるほうがいいでしょうね。ネイティヴなら誰でも体系的な英語の知識があるわけではありませんし、文法の込み入ったところまで教わりたいときには、やはり母語で教わったほうがよく理解できます。あと初学者レベルで意外と重要なのが、日本人同士だとあんまり気後れしなくて済むということ。ほとんど外国語の話せなかった大学1回生〜2回生の時期、ネイティヴの先生に質問するのは大変勇気がいりました…。
ツタヤ、こうして撮ってみるとインスタ映えに特化したライティングでさすがですね。そろそろ寒くなってくるので帰ります。
この3日分ほど記事に頂いたコメントのお返事が滞っているんですが、帰宅してから追い追いしていきます、しばしお待ちください…。
みなさんの英語学習エピソード、誰に教わったか、どんな風に勉強してた・してるか、そんなお話もぜひ教えてください。
蔦屋書店ではなく蔦屋図書館ですがFacebook友だちの名古屋の人が反対運動一生懸命やっていました。まあその図書館は真に文化的価値が高いこととは少し離れてしまうのでしょうが、私も否定しきれないところがあります。
中高は初代校長がアメリカ女性のプロテスタント学校に通ったので英語の発音はうるさかったですが、いまだにビギナーのままです。ただ国際的な感覚は身についたのかなと思っています。今は「レ・ミゼラブル」をやさしい英語にした本を単語を調べながら毎日読んでいます。語彙を増やしたい・・・。
ちなみにFacebookでは日本文学を研究しておられるシカゴ大学の研究員のアメリカ女性とつながっていますが私には「猫に小判」みたいな環境だなあと思います。
私も基礎的なところ(文法)は日本人に教わって、自然な会話(英語的な表現)はネイティブに教わるといいかなと思います。
というのも、私は海外で日本語を教えるボランティアをしていたことがあるのですが、母語は考えなくても話せるので教えるのに一苦労する、ということがわかるからです。日本語を勉強するときにつまずくポイントなどは非ネイティブ同士で共有できていて、私よりは非ネイティブがそういうポイントを押さえたほうがいいんだろうなと感じました。逆に細かいニュアンスなどはやはり日本人の私が教えたほうが自然な会話になるな、と思いながらボランティアをしていました。
それと、私は翻訳会社でも働いたことがあるのですが、ほぼ定型文の契約書や特許(私たちはかたい英語と呼んでいました)は日本人でもある程度いい英語に訳せるのですが、問題なのは観光パンフレットなどの英語(ソフトな英語)でした。「のんびり散歩」という表現でもどう自然な英語に訳すかには頭をひねります。日本と違ってビジネスでも英語ではソフトな表現が頻繁に出てくるので、そういうところはやっぱりネイティブがいいかな、と思います。
長くなってすみません(>_<)
フォローしました。
ボクは最近英語始めたばかりで、ただただこの記事が勉強になるばかりです。
もっと語れるくらい積み重ねていければと思います。