今週、ベネズエラのサブウェイ(大手ファーストフードチェーン)で仮想通貨DASH決済が始まったことが話題となりました。
南米について調べると、今後仮想通貨の実利用を牽引して行く地域としてポテンシャルを感じます。
政府の汚職/ハイパーインフレが原因で自国通貨を信用できない現状
ブラジルやベネズエラ・アルゼンチンなど多くの国で汚職・賄賂が根付いていて、ベネズエラでは実質的に自国通貨が使えない状況となっています。ベネズエラ通貨ボリバルのインフレ率は2018年で20,000%を優に超え、トイレットペーパーを買うのにトイレットペーパー以上のペーパーが必要な状況ですw
DASHはすでにベネズエラで1,000店舗以上加盟店を獲得し、決済での実利用が始まっています。
人口の60%近くが銀行口座を持っておらず、ゼロベースでECで利用するにはcyptoの方が便利。
日本だと銀行口座とひもづくクレジットカードが当たり前ですが、ラテンアメリカでは60%近くの人が銀行口座を作ることができないそうです。であれば、アドレス一つで利用できる仮想通貨が使われるでしょう。
例えば「Ripio」というアルゼンチン発のプロジェクトは、銀行口座を持たない人たち同士のP2Pのローンを可能とするプロジェクトで、南米最大のECサイトMercado Libreでの購入に利用できるようになっています。すでにRipioの取引の15%がMercado Libroでの取引だそうです。
<参考記事はこちら>
国が腐っている、インフラが未整備だからこそ新たなテクノロジーをすぐに取り入れらるのではないかと期待しています。
今の社会の仕組みの中で恵まれていない地域から仮想通貨の実利用が広がればとても面白いです!
今後もラテンアメリカ、要注目です。
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